公衆衛生情報学グループ

今まで、感染症対策における数理的な問題は、患者数の予測モデリングの他、ワクチンなどの予防手段と治療薬に代表される治療手段の最適配分問題が中心でした。我々は、新型コロナウイルス感染症の発生以前より、インフルエンザを対象とした「資源制約下における検査資源の最適化問題」に取り組んでおり、感染症用の検査資源の最適化に取り組んだ先駆的な研究となっています。

ワクチン職域接種における接種券分割交換法の試行 〜ワクチン接種日時を自由に交換〜

公衆衛生分野への経済学的応用
2021年新型コロナワクチンの住民接種では、自治体の管理する接種枠の予約システムにアクセスが殺到し混乱する事態を招きました。本研究は、経済学との学際研究として、「ワクチン接種日時を住民間で自由に交換可能」とすることで、ワクチン配分における問題の効率な解決を目指しています。→ 詳細

患者増大時における限りある検査の効率的な分配方法の提案 〜北見市のインフルエンザを例として〜

検査リソースの効率的配分に向けた数理モデリング
検査キットの数に対して患者の数が上回る際、限られた検査キットをどのように患者に分配するのが効率的かという問題が生じます。この限られた医療資源をいかに効率的に配分するかという問題に対して、工学的な手法で取り組み先駆的な研究成果を挙げることができました。→ 詳細

その他、現在取り組んでいるプロジェクト

  • ♦感染症発生動向調査/オープンソースなFax OCR