医療用人工知能グループ

医療用人工知能グループでは、「次世代手術用ロボットの実現に向けた基礎研究」、「内視鏡診断・治療教育用AI研究」、「医療用自然言語処理研究」、「医療機関における医療従事者の勤務負荷の推定技術」、「医療用人工知能用のユーザーインターフェース研究」といった多彩な研究を進めています。

病院環境における画像処理を使用した医者の行動分析システムの開発

人工知能医療分野応用
医療従事者の勤務負担を客観的に評価するために、診察室の映像から機械学習を用いて問診や診察、カルテ記載などの所要時間を自動的に解析するシステムを開発研究しています。医療従事者の行動を定量化することにより、過酷な環境にある医療現場の負担を軽減する各種技術の研究開発が可能となることが期待されます。→ 詳細

スロートマイク・音声データ収集

人工知能医療分野応用
新型コロナウイルスにおいては、感染経路として、発声により生じる口腔からの飛沫が重視されています。そのため、密集状態における発話を禁ずることにより、ウイルスの伝播経路を効率的に遮断しうる可能性があります。しかしながら、社会生活において発話を禁じることは現実的ではありません。そこで我々は、「ささやき声での効率的な会話」を実現するため、僅かな発話をも採音できるスロートマイク(咽喉マイク) を活用した、対話支援技術の実現に取り組んでいます。→ 詳細

その他、現在取り組んでいるプロジェクト

  • ♦保健医療用人工知能の研究開発人材育成
  • ♦次世代手術用ロボットの実現に向けた基礎研究
  • ♦内視鏡診断・治療教育用AI研究
  • ♦医療用自然言語処理研究
  • ♦医療現場における診療負荷推定技術
  • ♦診断支援用人工知能のユーザーインターフェース研究

過去のプロジェクト

保健医療用人工知能を知る・学ぶ・作る

2017~2018年に活動した厚生労働省研究班「保健医療用人工知能の技術革新と国際競争力向上に資する人材育成に関する研究」(通称奥村班)の活動の一環として制作された医療用人工知能の普及促進を図るための情報発信と情報交換のためのサイトです。尚、サイト内容は作成当時のものであり、アップデートされていない事をご了承ください→ 詳細